そういえば、ずっと忘れていた。
小中学校が一緒だったTくん。
疲れて、キャロライン・メイスさんの本を読んで。
なぜだか頭に浮かぶので、Facebookを検索してみました。
彼の名前はおぼろげに思い出すだけ。
彼の友人の欄に、同級生の名前が挙がっていて、確信が持てました・・・。
捨てきれないであった、昔の記憶。
もしかしたら、彼も僕のことが頭に何故かさっきはよぎった・・・かもしれない。
学校。
正常であってほしいところですが、そんな神聖さが実は無かった場所。
自分の夢が追えて、現実にもやがかかっていた場所。
僕は、学校が好きな反面、好きじゃなかったです。
傷つけることは、一回ありました。
でも、傷つけることが、こんなに苦しいことなのだと知って、それが嫌でした。
僕は、人をいじめると、些細なことでも自分に返ってくることを感じます。
Tくんは・・・
同級生なのに、僕よりも身体が大きくて、優しくて、家族想いで、負けず嫌いな子供だと僕の中には印象があります。
彼の親は離婚してしまいました。
お母さんの不倫があったことは・・・
中学に上がった時点では知らなかったです。
普通の少年だったTくん。
でも、彼の心は排他的になり、回りを傷つけるようになりました。
善意は特定の知人にしか向けず、それ以外は、仲間ではなくなっていた。
傷ついた人をみると、癒したくなります。
でも、僕も精神的に追い詰められていました。
エリートが、自分の自虐性を見せたがらないように、僕は自分の綺麗な部分以外は誰にも汚れた部分や、自分が低能だということを、無知さを見せたがらない性格で、フラストレーションが溜まっていました。
ストレスに耐性がなく、はけ口もなく・・・
ドラッグとかタバコとか、アルコールは手を出しませんでしたが・・・
TVゲームのある同級生の家に上がり込んでは、ゲームをする中毒にハマっていました。
そうすることでしか、まともでいられない。
そう思っていました。
年齢が上がる度に、本当の自分を誰にも見せたくない。
そんな気持ちばかりが積もっていく苦しみ。
学校は、自分を隠す場所になってしまいました。
あの時・・・
救われたかった。
自由を味わいたかった。
でも・・・
ただ時間が過ぎ、精神的に大人になれなくなってしまったのです。
子供のまま。
身体は大きくなるのに、心は子供のまま。
あの頃の傷ついた感情を癒し、成長させて生きたい。
そう・・・
願います。
確かになんにも無かったけれど、意味はあったと思うのです。
クリア出来なかったのなら、そのボーダーラインは今もあります。
それを乗り越えて行くことが、今必要なんだと思います。
僕の癒しは、自分と繋がる魂を癒してくれるからです。
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