2013年2月26日火曜日

ふと思い出す友人の顔

そういえば、ずっと忘れていた。

小中学校が一緒だったTくん。

疲れて、キャロライン・メイスさんの本を読んで。

なぜだか頭に浮かぶので、Facebookを検索してみました。

彼の名前はおぼろげに思い出すだけ。

彼の友人の欄に、同級生の名前が挙がっていて、確信が持てました・・・。

捨てきれないであった、昔の記憶。

もしかしたら、彼も僕のことが頭に何故かさっきはよぎった・・・かもしれない。

学校。

正常であってほしいところですが、そんな神聖さが実は無かった場所。

自分の夢が追えて、現実にもやがかかっていた場所。

僕は、学校が好きな反面、好きじゃなかったです。

傷つけることは、一回ありました。

でも、傷つけることが、こんなに苦しいことなのだと知って、それが嫌でした。

僕は、人をいじめると、些細なことでも自分に返ってくることを感じます。

Tくんは・・・

同級生なのに、僕よりも身体が大きくて、優しくて、家族想いで、負けず嫌いな子供だと僕の中には印象があります。

彼の親は離婚してしまいました。

お母さんの不倫があったことは・・・

中学に上がった時点では知らなかったです。

普通の少年だったTくん。

でも、彼の心は排他的になり、回りを傷つけるようになりました。

善意は特定の知人にしか向けず、それ以外は、仲間ではなくなっていた。

傷ついた人をみると、癒したくなります。

でも、僕も精神的に追い詰められていました。
エリートが、自分の自虐性を見せたがらないように、僕は自分の綺麗な部分以外は誰にも汚れた部分や、自分が低能だということを、無知さを見せたがらない性格で、フラストレーションが溜まっていました。

ストレスに耐性がなく、はけ口もなく・・・

ドラッグとかタバコとか、アルコールは手を出しませんでしたが・・・

TVゲームのある同級生の家に上がり込んでは、ゲームをする中毒にハマっていました。

そうすることでしか、まともでいられない。

そう思っていました。

年齢が上がる度に、本当の自分を誰にも見せたくない。

そんな気持ちばかりが積もっていく苦しみ。

学校は、自分を隠す場所になってしまいました。

あの時・・・

救われたかった。

自由を味わいたかった。

でも・・・

ただ時間が過ぎ、精神的に大人になれなくなってしまったのです。

子供のまま。
身体は大きくなるのに、心は子供のまま。

あの頃の傷ついた感情を癒し、成長させて生きたい。

そう・・・
願います。

確かになんにも無かったけれど、意味はあったと思うのです。

クリア出来なかったのなら、そのボーダーラインは今もあります。

それを乗り越えて行くことが、今必要なんだと思います。

僕の癒しは、自分と繋がる魂を癒してくれるからです。

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